【薬学実習】実習先に好印象を持たれる服装・注意点4選【薬学部】

現病院薬剤師から見た時に、好印象を持つ服装や注意して欲しい点を本音で語っています。
直接はあまり言わないので、「実はこんな事思ってたんだ」と参考にしてくれればありがたいです。

清潔さ【一番重要】

まず一番大切な事は、清潔である事です。
当たり前ですが、汚い服装で調剤や服薬指導は出来ません。調剤したものにゴミが入っていたり、服薬指導で相手から不潔に思われたら大きな問題です。

髪の毛の長さ

髪の毛は、男性であれば出来れば短髪でいましょう。
「最近は長い髪も普通」という方もいるかもしれませんが、
先輩薬剤師や患者さんの中には、古い習わしや固定観念があるかもしれませんので、素直に従って「短髪」でいきましょう。髪の長い女性であれば、髪留めは必須です。
このような対応の裏には、散剤の中に髪の毛が入らないようにしたりの意味もあります。

私も実習が終わったら、染め直しました。女性は特に顕著でしたね。

匂い【吐き気を誘う】

次に、匂いです。「汗臭い」のは、実習ではなくても大きな問題ですが、香水やコロンなどのつけすぎには、注意しましょう。
今回は、患者さんのみに該当しますが、抗がん剤を投与している人は、においにとても敏感です。
吐き気が誘発されたりすると、しんどいし、お互いに良い思いはしません。
香水はかなり問題になりますので、特に注意して下さい。

実際に、6年間で今まで2人だけ香水の匂いが強くて、注意したことがあります。(私がしたのではないですが)
「香水は避けるべき」と常識であるので、わざわざこちらも注意したくないんですね。

アクセサリーは目立たなければOK(個人的に)

アクセサリーは逆に、目立ちすぎてなければOKです。
とても大事なもので肌身離さず持っていないといけないってものもあるでしょう。有りませんか？
目立ちすぎてなければ、そこまで気にはなりません。

挨拶ははっきりと

次に「挨拶」です。正直挨拶だけ大きな声でしておけば、実習がEASYモードになります。
薬剤師にも色々な先生がいますから、「あいさつしないなぁ」「声が小さいなあ」とか思う人もいます。
学生とは言えども、同じ部屋で過ごすことになるので、挨拶はしておきましょう。

一緒に持っていくと良いもの

最後に、一緒に持っていくべきなものをリストにしておきます。

ノート、又はメモ帳

薬剤師の先生から教わる時は、最悪フリでもいいので、メモを取りましょう。印象が全然違います。
逆に考えてみてください。説明したことをメモを取りながら聞いてくれる人を悪く思うことはないでしょう。

医薬品集

今日の治療薬、治療薬マニュアル、治療薬ハンドブックなど厚いのがありますので、買っておきましょう。ただ、個人的に、先輩から買い取るのもありだと思います。
6年生の時に、この系統の参考書はあまり使いませんでした。１年古い物で全然構いません。
新品が良い場合は、個人的には今日の治療薬がオススメします。やっぱり一番見やすいです。古くからあります。
Amazonのランキングでも一位であり、皆さん選んでいますね。 うちの病院でも採用しています。

空き時間に読む参考素

一応、各施設の薬剤師は仕事の合間を縫って指導をします(まれに、バイトのような扱いをする施設・薬局もありますが…)
そのため、どうしても自習や暇になる事があります。その時のために、勉強用の本は絶対にあった方がいいです。
1か月に１冊など目標を決めると実習がより有意義な物になります。
個人的にオススメなのは、「薬剤師レジデントマニュアル」「絶対わかる抗菌薬はじめの一歩」です。どちらも将来的にも使えて、学生の時に読んでおいた方が内容だからです。薬剤師となった後では、少し遅いです。

 

他にも、紹介しているのがこちら。

以上です。
少しでも参考になりましたら幸いです。最後に関連記事！