こんな方におすすめ
- 1日目に自己採点をするかどうか迷っている
- 自己採点によるメリット・デメリットが知りたい
- 自己採点を自分の負担無しで行う方法を知りたい【裏技】
1日目に自己採点を行うメリット【初日】
点数が良かった場合に、安心感や余裕が生まれる
点数が取れていた場合、心理的な安心感や余裕が得られます。
不安などで、2日目に向けての勉強が手につかなくなる問題を回避出来ます。
私が不安の強いパターンでしたので、1日目に自己採点することで、次の日の勉強に集中出来ました。
また、点数が取れ、余裕がある場合は、焦りはほとんど無いため、普段通りに近い実力を発揮出来るでしょう。
私の場合は、点数に余裕があったため、99回のカキ問題が普通に解けました。
2日目にどれだけ点数を取れば良いか分かる
仮に点数が悪かったとしても、合格射程圏内であれば、より具体的な合格へのイメージが掴めるため、
2日目の問題に対し積極的になれます。
かなり点数が良いと、捨てる問題や時間をかけると正解出来る問題を優先するなど、多少の選別が可能です。
2日目終了時の採点作業が半分になる
当たり前ですが、半分採点が完了しているので、2日目の採点が半分で済みます。
私は、国試2日目大学へ帰ってから、研究室で自己採点を完了させ、合格を確認しました。
研究室には一人しか居なかったので、喜びの雄たけびをあげた事を覚えています。
手ごたえが無い場合、評価が出来る
国家試験では、初見の問題も多く見られます。そのため、自分では合っているか分からない問題も多いです。
手ごたえが無い場合は、実際に採点することで点数が分かります。
私が受けた時は、手ごたえが全くありませんでした。特に、薬理の出来が感覚的には、酷かったのですが、採点するとむしろ薬理が一番点数が高い状態でした。
ポイント
・合格点(相対評価ではあるが)までの、距離が分かる。
・点数が良かった場合、心理的余裕を持って2日目に望める
(実務問題は、心理的な影響を受けやすい気がする)
・手ごたえが無い場合、不安が消える
1日目に自己採点を行うデメリット【初日】
点数が悪かった場合、やる気が無くなる
点数があまりにも悪かった場合は、十中八九2日目は100%の力を出さないでしょう。受かる可能性がほとんど無いのが分かっているのですから。
予備校の先生も、自己採点には大多数が反対派でした。諦めてしまった場合、デメリットが大きすぎるからだと思います。
自己採点の時間がもったいない
自己採点の作業には、必ず時間が発生します。
スマホやパソコンをつけ、番号を入力していきます。早くても1時間はかかるでしょう。
また現実に、予備校の先生が問題を解いてから、インターネット上にアップロードしますので、1日目の回答が全て出るまである程度の時間がかかります。
自己採点を行わない メリット・デメリット
一度、メリットとデメリットをまとめます。
メリット
・仮に採点が悪かった場合のやる気消失を回避出来る
・自己採点の時間を勉強に当てられる
デメリット
・何点取れたか不安になり集中出来ないかもしれない
・2日目に、何点取れば良いか分からない
・心理的に余裕にはならない
【全体の割合いは?】
他の方のTwitterのアンケート調査では、半々ぐらいでした。
恐らく、Twitterを運用している層は、機器に強いため、自己採点をした方にバイアスがかかっていると予想します。
自分の周りの人は、採点していない人ばかりでした。
そのため、受験者数全体で見ると、自己採点はしていない人が多いのでは無いでしょうか。
全体の割合
・Twitter上は自己採点した人は約半数
・実際の私の周りは、採点していない人多数
・全体の割合予想:1日目で自己採点する人は少ない
【裏技】自己採点を簡単にする方法
実際に私が使用した方法です。
かなり助かり、自分は空いた時間に勉強が出来たので、可能であれば是非活用してください。
方法は、兄弟姉妹・家族に自己採点を依頼する方法です。
※誰も不利益は追わないと思いますが、自己採点システムの禁止行為に該当するかもしれませんので、自己責任でお願いします。
条件と準備
①兄弟・姉妹・家族が居る
②何かしらのマークシートが手元にある
③スマホを持っている
方法
①当日、ホテルに戻ったあと、すぐに持参したマークシートに番号を書き出す。
②写真を撮って、協力者に送る
③協力者に対応をしてもらい、終わった時に連絡を貰う
④その間は、勉強に集中する
この方法の良いところ:恐らく協力者は自宅なため、PCで入力出来ます。
自分で採点する場合、ホテルの可能性が高いので、恐らくスマホだと思いますが、小さ過ぎて効率が悪いです。
自分は、マークシートと写真を送るだけなので、10分程で終わります。
実際私の場合は、妹に採点を依頼しました。今思えば、国試の女神だったかもしれません。
1日目終わり、手ごたえが全く無い状態でホテルにつきました。
すぐに、マークシートに回答を写し、写真を取って送りました。そのあと、晩御飯を買いに行きました。
もちろんですが、すぐに回答速報は反映されませんので、御飯なり、勉強なりをしていました。
すると、お風呂に入っている時に、1日目の回答率が届きました。
採点するまで、全く手ごたえが無かったのですが、十分な得点率を得られていました。
正直自信が無く、諦めかけていたので、まだ全然いけると、気力があふれてきました。必須の得点率が良く、貯金がある状態です。
心の余裕が出来たので、2日目の実務問題では、余裕を持ってじっくり考えることが出来、問題なく合格点を取れました。
【結論】当日に自己採点するべきか
※個人的な見解です。
個人的結論
・基本的に、初日に自己採点はしない方が良い
【理由:得点率が悪い場合、何も生まないため】
しかし、例外はあります。
自己採点した方が良い人
■例外
・いくら点数が悪くても、2日目諦めずに受験出来る自信がある人
・1日目の出来栄えが、気になって集中出来ない人
・不安に駆られてやる気が起きない人
上記に当てはまる場合は、初日に自己採点をオススメします。
私は、不安で諦めかけていたので、自己採点する事でメリットばかりでした。
特に、負担もかからずメリットだけいただけたので、妹には今でも感謝しています。
【まとめ】国試1日目に自己採点を行うメリット・デメリット
自己採点まとめ
■メリット
・点数が良かった場合:余裕が生まれる、安心感
・どれだけ点数を取れば良いかある程度把握出来る
・2日目終了時の採点作業が半分になる
・手ごたえが無い場合、評価が出来る
■デメリット
・点数が悪かった場合、やる気が無くなる
・時間がかかる
■全体の割合いは:恐らく採点しない人が多い
■自己採点を簡単にする方法:兄弟姉妹・両親に依頼する(準備は必要)
■当日に自己採点するべきか:条件に合えば、採点をした方が良い
以上です。
少しでも参考になりましたら幸いです。最後に関連記事!
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④最後に、国試直前のまとめ記事
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皆様の合格を祈っております!